インフラエンジニアXの備忘

とある企業のシステム部門のインフラエンジニアです。忘れっぽい自分のメモ書きとしてこのブログを使用します。

Proxmox構築メモ Openvzの仮想マシン作成

いろいろ検証を実施していると
もっともっと勉強して、メモしないといけないなと思う。
あとコピーロボット欲しい。

Openvz仮想マシン作成メモ

目的

Proxmox上にOpenvzの仮想マシンを作成する。
ネットワークはvethを利用して構築する。

環境

  • 親サーバー

 ※eth0は親のvmbr0をブリッジする。
 ※eth1は親のvmbr1をブリッジする。

hoge1.example.comは作成済み

構成図

前々回とProxmox初回の記事では
sakuraインターネットを利用していろいろ実施したメモを記載していたが
専用の検証用ネットワークをVirtualboxで作成したため、こちらの構成を利用。

f:id:hajimenovic:20131128192703p:plain

仮想マシン作成手順

■ProxmoxVEの管理用Web画面にログインする。


f:id:hajimenovic:20131128175739p:plain
ログイン画面が表示されるので、まず言語をJapaneseに変更。
その後、rootユーザーとrootユーザーのパスワードでログイン。


■親サーバー側でブリッジインターフェース作成


f:id:hajimenovic:20131128175144p:plain
ログイン後、左のツリーで親サーバーを選択してネットワークタブを選択。
今回はブリッジインターフェースを利用して
仮想マシンのインターフェースをブリッジ接続する方法を利用するので
vmbr0とvmbr1というブリッジインターフェースを作成する。
※vmbr0みたいな名前でないとブリッジインターフェースとして利用できない模様。


<固定ローカルIPアドレスを割当てる>


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「ネットワークタブ」→「作成」→プルダウンで「Bridge」を選択


f:id:hajimenovic:20131128175315p:plain
名前にvmbr1を入力し、IPアドレスやサブネットマスクとゲートウェイを記入。
自動的に開始にチェックをいれて、ブリッジポートでeth1を選択し、作成する。


DHCPIPアドレスを割当てる>


f:id:hajimenovic:20131128175311p:plain
名前にvmbr1を入力し、IPアドレスやサブネットマスクはDHCPで取得するので記入せず
自動的に開始にチェックをいれて、ブリッジポートでeth1を選択し、作成する。
※通常はIPアドレスは入力必要だと思う。上記構成図でのみ有効な設定の気がする。。
 でも今回はこれでも通信できたのでこのまま利用する。


ネットワークの準備が完了した状態
f:id:hajimenovic:20131128175144p:plain


このときの/etc/network/interfacesの設定
ルーティングの設定をしておいたりなども実施できると思う。これは試したい。
f:id:hajimenovic:20131128175320p:plain


■Openvzのテンプレートのダウンロード


親サーバーであるproxmox1がインターネットに接続できるようになったら
Openvz仮想マシンを作成するのに必要なテンプレートをダウンロード。

f:id:hajimenovic:20131128175332p:plain
左のツリーで親サーバーのストレージlocalを選択。
「内容」タブを選択し、「テンプレート」をクリック。


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テンプレートというサブ画面が開くので、構築したい仮想マシンのOSテンプレートをダウンロードする。


f:id:hajimenovic:20131128175349p:plain
ダウンロード後、内容のTemplatesに今ダウンロードしたものが追加されたことを確認する。


■Openvz仮想マシンの作成


ネットワークとテンプレートの準備が完了したのでここから作成手順。
右上の「CTを作成」を選択。

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OpenVZContainerというサブ画面が開き、ここで仮想マシンの設定を実施する。


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ノードは親サーバーを選択、VMIDは他のIDとかぶらないものを選択、ホスト名を記載
ストレージはlocalを選択し、rootのパスワードとパスワード確認を入力する。
※入力した値などが問題なければ次のTemplatesタブがアクティブになる。


f:id:hajimenovic:20131128175416p:plain
ストレージはlocal、テンプレートは上の手順でダウンロードしたものを選択する。
※問題ない場合は次のリソースタブがアクティブになる。


f:id:hajimenovic:20131128175421p:plain
メモリと、HDD領域、スワップ、許可するCPU利用数を設定
※ちなみにリソースはクォータ扱いなので、親サーバーを超えた値を入力できる。
※問題ない場合は次のネットワークタブがアクティブになる。


f:id:hajimenovic:20131128175426p:plain
今回はブリッジネットワークを利用するので、ブリッジモードを選択してvmbr0を選択
※後に設定画面でvmbr1を追加できるので、ここではvmbr0のみでOK
※問題ない場合は次のDNSのタブがアクティブになる。


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DNSは後程でも全然設定できるので、ここでは設定しないでもOK
設定後、ここまで設定してきた内容を確認し、「完了」を押すと仮想マシンが作成される。


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仮想マシンが作成されるといっても、テンプレートはtar.gzなので
それを解凍して、設定内容のconfファイルを作っているのみなのかな!?
※TASK OK が出て終了したことを確認。

長くなったので、一旦ここまで。
次回は今回の続きで作成された仮想マシンの確認と
ネットワーク設定や仮想コンソール用の設定についてメモ予定
お疲れ様でした。

NEC AtermWG1800HP(HPモデル) PA-WG1800HP

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これ欲しいな。。