インフラエンジニアXの備忘

とある企業のシステム部門のインフラエンジニアです。忘れっぽい自分のメモ書きとしてこのブログを使用します。

SSG5 ファームウェアアップデート手順

今日はちょっとした手順ですが…。

概要

SSG5を主に利用することが多い。
理由は

・Netscreen5XTの頃から使用している。
・インターネットVPN構築方法がわかりやすい。
・WEBGUIでもSSH接続によるCLI設定もやりやすい。
・F/Wスループットなども75Mbps出るので申し分ない。

などなどの理由から。 中古機器も安く手に入れやすいので今回は12,000円弱で手に入れた中古のSSG5を 現行の本番機の予備として利用するためファームウェアをアップデートした手順をメモ

環境

・SSG5
・tftpサーバーを実行できるPC
今回はWindowsPCにフリーソフトの「Poor TETP Server for Win32」を利用させていただきました。
便利なツールで助かります。

※アップデートするためのファームウェアは準備済

■念のためファームウェアをバックアップする。

tftpサーバーとしたWindowsマシンをLANポートに接続して
Poor TETP Server for Win32を起動しておく。
※この時は接続方法は何でもよいが、IPアドレスだけはメモしておく。
その状態でSSGから以下のコマンドを打つ。

ssg-serial> save software from flash to tftp 192.168.1.33 <ファイル名>

そうすると、!がターミナルに表示されて、ファームウェアが
tftpサーバーのwindowsPCへと保存されます。
最後にsuccessが表示されることを確認。

■ファームウェアをアップデートする。

ssg-serial> save software from tftp 192.168.1.33 <ファイル名> to flash

そうすると、!がターミナルに表示されて、ファームウェアが
ssg5のFlashへと保存されます。
最後にsuccessが表示されることを確認。
※failになることがあるので必ず確認する。

ssg-serial>reset

リセットしますかと聞かれるので「y」でリセットする。

なにかあった場合は、resetして際にターミナルにエラーが表示されたり
するようだが今のところは見たことはない。

■確認

起動したら

ssg-serial>get system

このコマンドでsoftwareのVersionを確認するか、
webuiでログインしたトップページのステータスで問題ないかを確認

以上です。お疲れさまでした。

参照:http://www.infraeye.com/study/juniperssg5.html